「成長ホルモン」の働きとダイエットとの関係【柏 パーソナルジム】
2022/06/07
成長ホルモンはよく耳にすると思いますが、実際どんな働きをするかご存知でしょうか?
ダイエットをされている方はぜひ知ってもらいたいです!
今回はその成長ホルモンについての説明と、ダイエット時にどう活かせるのかご紹介しておりますので最後までご覧ください。
成長ホルモンとは
成長ホルモンは脳の視床下部から「成長ホルモン放出ホルモン」分泌され下垂体前葉に働きかけ、下垂体前葉から肝臓や全身に「成長ホルモン」が分泌されます。同じく視床下部から「成長ホルモン抑制ホルモン」も分泌され「成長ホルモン」の分泌が抑制されます。
成長ホルモンは思春期をピークに、加齢に伴い分泌量は低下していきますが分泌が無くなることはありません。
成長促進や代謝に大きく関わるホルモンです。
成長ホルモンの働き
1、骨の成長・発達
成長ホルモンは骨にある骨端軟骨の細胞の増殖を促進させます。これにより骨が伸び、身長が高くなります。
思春期を過ぎると、骨端軟骨は石灰化し成長は止まります。
成長ホルモンは肝臓で作られるIGF-1の産生を促進し、成長ホルモンと共に骨細胞や筋の合成を促進します。IGF-1はインスリン様成長因子1(又はソマトメジンC)と言われインスリンと似たような作用を持ちます。
このIGF-1は思春期で分泌のピークを迎えます。
2、タンパク同化作用
成長ホルモンはアミノ酸からのタンパク合成作用を促進し、タンパク質の分解を抑制してくれます。
臓器や肌もタンパク質でできているのでこれらの生成にも働きます。
3、脂肪分解作用
体内の脂肪はグリセリンと脂肪酸が結合しトリアシルグリセロールが蓄えられますが、成長ホルモンはそのトリアシルグリセロールを分解し脂肪酸を血中に取り込んでくれます。
脂肪酸はエネルギー源になりますので、日常のエネルギーとして使われやすくなり脂肪分解作用が進みます!
4、電解質の再吸収促進
近位尿細管でナトリウムやカルシウムなどの電解質を再吸収し、血中濃度を高めてくれます。
5、血糖値上昇
肝臓に貯蔵されているグリコーゲンからグルコースとして血中に放出してくれます。
血液中にグルコースの量が増えるので、血糖値が上昇します。インスリンとは真逆の働きです。
成長ホルモンの出し方
成長ホルモンは睡眠、運動、低血糖時に分泌されます。
睡眠時では入眠時の深い睡眠時に多く分泌されるため、睡眠の質も大事になります。睡眠時は特に多く分泌されるので、ダイエット時は睡眠時間の確保もしてみてください!
運動時にも成長ホルモンは分泌されますが、筋の速筋繊維を使う際に乳酸が作られます。この乳酸が成長ホルモンの分泌に関わりますので、ダイエット時の筋トレが推奨されるのもこれが理由の一つです!
低血糖時は先ほども説明した通り体内の血糖値が低い時に分泌され、血糖値の上昇を促進してくれます。
なのでダイエット時は常に何かを食べているのではなく、空腹の時間も作ってあげるのも大事ですね!
ダイエット時のポイント
・睡眠の質を高め、睡眠時間の確保もする
・食事も大事ですが筋トレをすることで、ダイエット効果UP
・間隔を決めて食事を摂る
成長ホルモン効果的にダイエットに活かしたいのであればこれらを気をつけて取り組んでみてください!
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