身体の調子を整えてくれるビタミンについて【柏 パーソナルジム 食事指導】
2022/05/06
ビタミンとは?
ビタミンは体の正常な機能の維持に必要な有機化合物です。
三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質の代謝をサポートしたり、血管や皮膚、粘膜、骨などの新陳代謝を促進したり様々な働きをしています。
3大栄養素に比べて必要量は少なく、微量栄養素と言われていますが、必要不可欠の栄養素です。
体内で合成できないか、合成できても十分な量にはならないので食べ物やサプリメントでの摂取が大事になります。不足すると欠乏症を起こしてしまったり、種類によっては過剰摂取による過剰症を引き起こしてしまうものもあります。
ビタミンといえば果物に豊富と思いがちですが、野菜にも豊富に含まれています。
様々な食品からしっかり適切な量を取ってあげましょう!
ビタミンは全部で13種類
ビタミンは全部で13種類あり、その性質によって4つの「脂溶性ビタミン」と9つの「水溶性ビタミン」に分けられます。
『脂溶性ビタミン』
脂溶性ビタミンは「油脂に溶けて」「水には溶けない」ビタミンです。
体内に蓄える事ができますが、必要以上に摂取しすぎてしまうと過剰症を引き起こしてしまいます。
【種類】
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンK
『水溶性ビタミン』
水溶性ビタミンは「水に溶けて」「油脂に溶けない」ビタミンです。
脂溶性ビタミンと違い、一度に多く摂取しても必要のない分は尿として体外に排出されるため過剰摂取の心配はありません。体に蓄積されないので1日のうち、定期的に摂取する必要があります。
【種類】
・ビタミンB群(8種類)
・ビタミンC
「ビタミン様物質」とは?
ビタミン様物質とは、ビタミンと似た様な働きを持つ有機化合物のことを言います。
ビタミンとは違い、体内で合成ができ食品から取らなくても欠乏症になりません。ただ、十分に摂取することにより代謝の働きを助けたりしてくれるため、目的によって取ると良い栄養素です。
【主な種類】
・ヘスペリジン(ビタミンP)
・カルニチン
・コリン
・イノシトール
・α-リポ酸
・コエンザイムQ10(ユビキノン)
ヘスペリジン(ビタミンP)
柑橘類に多く含まれていて、皮に多く含まれています。
毛細血管の修復・強化作用や血流の改善に良いと言われ、冷え性の方にオススメです。
他にも血中中性脂肪の低下作用や血中コレステロール値の改善にも作用します。
カルニチン
『カルニチン』は必須アミノ酸のリジンとメチオニンから作られます。
脂質や糖質は細胞内にあるミトコンドリアで代謝されエネルギーに変換されます。体内の脂肪は分解されると脂肪酸として血中に存在しますが、その脂肪酸をミトコンドリアに運んでくれるのが『カルニチン』です。
体内でカルニチンは作られますが、ダイエットされる方はプラスでカルニチンをとってみるのも良いですね!
お肉で言うと、羊肉に多く含まれています。
コリン
『コリン』は脂質代謝を促進させて、コレステロール値を減らしてくれる働きがあります。
他にも、高血圧や脂肪肝の予防にも良いとされています。
イノシトール
『イノシトール』は「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれ、脂肪肝の予防にも良いとされています。
他にも、神経機能や髪の健康にも効果があると言われています。
『イノシトール』は体の中でグルコース(ブドウ糖)からも作られますが、それだけでは1日に必要な摂取量の500~2000mgは摂取できないため食事やサプリメントで摂取することが大切です。
α-リポ酸
『α-リポ酸』はインスリン感受性が高められるので、インスリンの分泌や働きが良くなり糖質やタンパク質の吸収効率が良くなりますので筋肉量を増やすのに向いてます。
そしてエネルギー代謝に関わる、クエン酸回路の循環をサポートしてくれます。糖質や脂質をエネルギー変換しやすくしてくれるのでダイエットにも有効です。
抗酸化作用にも効果的です!
1日の摂取量は100mg ~300mgを摂取してみてください。
コエンザイムQ10(ユビキノン)
『コエンザイムQ10』は、しわやたるみなどの老化現象の改善や活性酸素を除去してくれ、抗酸化作用が期待できます。なのでアンチエイジングとしてサプリや化粧品に使われています。
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