糖質の代謝に働きかけるビタミンB1の働き【柏 パーソナルジム 食事指導】
2022/05/09
ビタミンB1の働き
糖質の代謝を助ける
食事から摂取した糖質は、酵素(消化液)の働きで分解されることで、エネルギーとして使われる様になります。この酵素を働かせるために必要なのがビタミンB1であり、この働きをする物質のことを「補酵素」と言います。
日本人はお米を主食としていますので、糖質からエネルギーを摂取する事が多いです。その分ビタミンB1も多く取らないといけないので、ビタミンB1不足になりやすい傾向があります。
また、アルコールの分解にも必要なため日常的にお酒を飲まれる方もビタミンB1を積極的に取るようにしましょう!
脳や神経の働きを正常に保つ
ビタミンB1は脳や神経に重要な栄養素です。中枢神経や手足の末梢神経の働きを正常に保ってくれます。
脳のエネルギー源はブドウ糖で大量のエネルギーを必要とします。ビタミンB1が糖質の代謝を助ける事で、脳にエネルギーが行き渡り働きを助けるので記憶力がアップしたり、集中力が高まったりもします。
不足したり過剰に取ってしまうと…
不足してしまうと…
慢性的に不足してしまうと、脚気(末梢神経障害や心不全が起きてしまい、全身の倦怠感、手足の痺れ・むくみ)やウェルニッケ脳症(眼球運動障害やふらつきなど)になってしまう可能性があります。
過剰摂取してしまうと…
ビタミンB1は水溶性ビタミンなので取り過ぎた分は体外に出されるので、過剰摂取による症状の心配はありません。
ただ、サプリメントで毎日大量に取り続けてしまうと頭痛や不眠などになる可能性もあります。
日常的に摂取するなら玄米や全粒粉がオススメ
ビタミンB1は精製度の低い米や小麦に多く含まれています。なので主食を玄米や胚芽米、パンやパスタも全粒粉のものに変えるだけでビタミンB1不足は解消されやすいです。
飲酒や喫煙をされる方はビタミンB1不足になりやすいため、これらの食材を積極的に摂取しましょう。
効率よく摂取するには?
にらやニンニク、ねぎにはアリシンという成分が含まれており、ビタミンB1と結合すると血液中に長く留まる性質があります。なのでこれらの食材と一緒に摂取することにより、ビタミンB1の働きを持続してくれます。
また、アリシンは疲労回復にも良いです。
1日の摂取量の目安は?
18~29歳:推奨量(男性/1.4・女性/1.1mg)
30~49歳:推奨量(男性/1.4・女性/1.1mg)
50~64歳:推奨量(男性/1.3・女性/1.1mg)
65~74歳:推奨量(男性/1.3・女性/1.1mg)
75歳以上:推奨量(男性/1.3・女性/0.9mg)
※厚生労働省参考
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